ignotum per ignotius

頑張って書きます

なんで筋トレすんの?

なぜ筋トレをするんですかという質問の答えは人それぞれ、様々だと思います。

僕が答えるとすれば「筋トレは見た目を変えるもっとも確実な方法で且つたのしいから」に尽きます。

 これほどまでに己と他人の外見に執着する時代も無いでしょう。これほどまでに外見がモノを言う時代はありません。もはや一億総醜形恐怖症と言っても良いかもしれない。思春期の少年少女は日々アイドル、芸能人、ネット上の有名人たちの外見にあこがれ、また自分のそれとの差異に悩み、苦しみ、親を怨み、時には整形手術に関心を持ち、美容外科のサイトで情報収集をし医者顔負けの知識を身に付けています。ツイッターを筆頭にネット上では美容情報があふれかえり、日々美容情報を発信するアカウントやみてくれについてのアドバイスを丁寧にイラスト付きで紹介するアカウントもあります。コスメやスキンケア商品の情報をチェックして次は何を買おうかなど予定を立てること自体はそれなりに楽しいですよね。

 で、どうですか?そういう情報見て自分もやってみよう!これ使ってみよう!となるだけで終わってませんか。そんなことない!実践してます!という方もいるでしょう。

 で、どうですか?違う自分になれましたか?

正直な話、たぶんほぼ変わってない人多いと思います。

まあ当然です。やれ何とかクリームだやれ1日5分で変わるだ、そんな程度で簡単に変わるもんじゃないですし。それに化粧品の成分を調べてそれが人体にどのように作用するかまで考える人って案外少ないと思います。結局口コミを信用するかしないか程度だと思います。

 

 人間は自分の変化に快感を覚えまた変わらない自分に苦悩する生き物ですよね。報われているのかわからない努力は怖くてなかなかできないものです。筋トレはそういう精神状態に陥った人間に対する処方箋と言えば分かりやすいかもしれません。それはもうびっくりするくらい変わるんですよ、単純に見た目が。筋トレの齎すさまざまなメリットが至る所で説かれていますが、そんなことよりまず見た目が変わる。


  自分の変化が目で見てわかるし服を着る時のサイズ感でも実感する、他人からも指摘される。とても嬉しいんですよね。

加えて自由に体型を変えられるんですよ。自分で自分の体をオーダーメイドで仕上げられる。それが楽しい。

 加えて、筋トレというのは単にダンベルを持ってる時間だけではなく食事や睡眠など生活習慣全体に関わるので生活トータルでいろんな工夫が出来ます。これも面白い。日々の何気ない習慣や行動にも目が向くようになります。

  筋トレの最中は息も上がり筋肉が悲鳴を上げ辛く苦しいのですが、何事も苦しさを苦しむところに面白さが湧きあがってきます。

  


筋トレ自体はしんどいけれど、自分なりの工夫が目に見えて分かるようになる。というわけで僕は筋トレが好きだしこれからもやり続けます。

唐突だけど。おしまい。